
超音波プローブの高水準消毒装置『trophon2』を導入しました(徳島県内産婦人科開業医では初めて)。
産婦人科の診察で頻用する機器、それは〝経膣超音波〟。子宮および卵巣が簡単に、しかもクリアに映し出されるため、かなりの使用頻度があります。経膣超音波使用の際は、感染予防のために滅菌したプローブカバーを付けて、細菌、ウィルスなどへの汚染を予防していますが、やはりプローブカバーにも細孔(pore)があるため、100%予防できません。実際、日本で行われた経膣超音波プローブの微生物汚染を調査した結果では、96%のプローブから細菌の汚染が検出されました。
そこで当院は、徳島県内の産婦人科開業医としては初めて、経膣プローブの高水準消毒が可能な機器、『trophon2 (トロフォン2)』を導入しました。海外では広く使用されており、日本でも有名病院を中心に使用施設が増えてきています。当院も、患者様が安心して診療を受けられるクリニックであり続けたいと考え、導入しました。